会社に入ってから分かる、
仕事の奥深さと面白さ
旅行が好きで、鉄道やバスなどの乗り物に興味があり、子供のころからスキー場でロゴマークをよく目にしていたので、日本ケーブルは気になる会社でした。就職にあたっては、漠然としてではありましたが、これまで興味を引かれたことや趣味などを生かした仕事をしたいと思っていました。
入社後は、立体駐車装置を取り扱う「オートタワー事業部」に配属となりました。実は、ロープウェイやリフトの仕事をするものと思っていたので、立体駐車装置についてはほとんど知識がなく、配属先を聞いたとき、正直、少し戸惑ったことを覚えています。しかし、営業担当となって、街中の駐車場の多さを目の当たりにし、機種も多岐にわたることを知ってから、どんどんこの仕事の奥深さと面白さが分かってきました。立体駐車装置は、ほとんどの場合、車が出入りするところしか見えませんが、タワーや地下などの装置内で車が格納される動きを見ると結構はまります。これはこの仕事をして初めて分かったことで、その限られたスペースをいかに活用するかを考える仕事にやりがいを感じています。
現在は、修繕やリニューアル案件を中心とした営業を担当しています。修繕といっても、定期的なメンテナンスに基づいて対応するだけではありません。3年後、5年後を見据え、安全性と経済性を高次元で両立させる長期プランを立ててお客さまに提案することも営業の重要な仕事です。そのためには、お客さまのことをよく理解し、お客さまの立場に立って考える必要があります。幸いオートタワー事業部は、営業と技術、サービス、メンテナンスの部隊が同じフロアにまとまっており、情報の交換や共有がスムーズにできるので、プランの作成には大いに助けられています。
昨今、装置の老朽化や自動車のトレンドの変化により、装置を丸ごと新しいものへ入れ替える大掛かりな案件もあります。それは一からつくり上げるダイナミックな仕事であり、今後はそうした大規模リニューアルにも積極的に取り組んでいきたいと考えています。